
再生可能な未来へ一歩近づく集約型農業に終止符を打つ新モデル、Classic Mini Regenerate(クラシック ミニ リジェネレイト)にスポットを当てて

当社は、世界に対するお客様のリスペクトを共有し、より配慮の行き届いた製品を作る責任があることを認識しています。 私たちのサステナビリティの旅はまだ終わってはいませんが、力を合わせれば共に世界に影響を与えることができると確信しています。
2022年秋冬コレクションの一環として、再生素材を使用した初めてのUGG Classicの発表をお知らせいたします。おそらく皆さんもご質問があることでしょう。
ところで、UGG Classic Mini Regenerate(クラシック・ミニ・リジェネレイト)のどの部分が再生素材なのでしょうか?
再生原理を実践する農場、 - Atkins Ranch(アトキンス・レンチ)から調達したシープスキンを使用した、UGG史上初のクラシック スタイルのブーツ。また、Classic Mini Regenerate のデザインには、再生可能なサトウキビで作られたUGG Sugarcane Outsoleフォームも使用しています。雨水で育つサトウキビは化石燃料への依存度を減らし、シューソールによく使われる石油ベースのエチレンのニーズを天然素材へと換えます。UGGは、このスタイルで使用されている低インパクトの素材から発生するわずかな排出量に相応するカーボン オフセットを購入し、このスタイルをカーボンニュートラルにしています。
では、再生農業とは具体的には?
農薬、肥料、その他の化学物質の過剰使用を含む集約的な農業は、世界の表土とそれに依存する生態系の健全さを低下させることにつながっています。再生農業を実践する農家は、短期的な利益ではなく長期的な価値を重視し、全体的かつ自然なアプローチで土地を管理しています。例えば、かつて野生の動物たちの群れが土地にもたらした効果を模倣するために、輪換放牧を行っています。これらの実践は、土壌を回復させ、生物の多様性を増加させ、炭素を隔離(捕捉と貯蔵)し、将来の世代のために土地を守るのに役立ち、ひいては砂漠化、気候変動、食糧不足や水不足という世界的な問題に対処します。

この取り組みの一環として、UGGは数年間にわたり非営利団体である Savory Institute とのパートナーシップを継続し、企業や地域コミュニティと協力して世界の草原を再生しています。草原は地球の地表の40%を占め、他のどの環境よりも多くの炭素を土壌に蓄えるという特徴的な能力を持っています。
UGGはSavory Instituteの『Land to Market』プログラムのパートナーとして提携し、すでに検証されている再生農業ソリューションを提唱し、生態系の保護に努めながら、環境劣化の歯車を逆転させることを目指しています。私たちは地平を切り拓く「フロンティアファウンダー」として、Savory Instituteを支援して消費者に製品をお届けする最終段階を、いわば共同執筆する先進的なブランドグループの一員となっています。さらに、UGGは2025年までに再生農法によって100万エーカーの土地を回復させることを約束しており、わずか1年で、すでに20万エーカー以上の従来の土壌を再生農地に転換しています。
これは、UGGの素材の未来にとってどのような意味を持つのでしょうか?
再生農業を実践している農場から調達するということは、ファッション業界を真に変革するチャンスを得るということ。それは、当社だけの問題ではなく、もはや「害を少なくする」だけでは足りません。当社では調達を再生可能なものとすることにとどまらず、2027年までにUGGフットウェアの素材の少なくとも65%を、その他のすべてのアパレルでは70%を、リサイクル、再利用、再生(植物由来)、再生可能(バイオベース)、または認定された天然繊維とする目標を設定しています。
私たちは、再生可能なデザインを1つクリエイトするだけでは十分でないことを承知しています。チームは毎シーズン、より多くのことを学び、革新し、実行することをお約束します。Classic Mini Regenerate(クラシック・ミニ・リジェネレイト)の発売により、私たちは再生可能な世界に一歩近づきました。ベター ワールド フォー オール。すべてにとってより良き世界。